目次
パーソナライズ強化・LTV最大化に向けた3つの課題
27ブランドを展開する創業72年の老舗アパレルメーカー「イトキン」様は、お客様の趣味趣向や行動に応じて情報提供をするパーソナライズの強化と、ファン化を通したLTVの最大化を目指していました。しかし、実現にむけて大きく3つの課題がありました。
メール配信ツールの課題
目的ごとにメール配信ツールが異なっており、施策実施や効果検証に工数がかかっていた為、効率化を実現出来るOne to Oneでのメール配信を目指していました。また、配信速度・到達率といった配信性能面・シナリオ機能等の充実も不足しておりました。
運用・分析の課題
限定的なメンバーしか使いこなすことが出来ず、属人的な運用となっており、汎用性が不足しておりました。また、施策のPDCAを回していく為の顧客分析や施策の効果検証が不十分で、施策最適化や他社の成功事例をインプットする機会がないことも課題に感じていました。
拡張性の課題
店舗とECのデータ統合が完了したものの、パーソナライズ施策をより進化させる為に必要な他ツールとの柔軟なデータ連携や、データ拡張などが整っておらず、中長期的視点での配信チャネルの拡大と運用に課題がありました。
aimstarでの実現内容
パーソナライズ施策を強化し、LTV最大化を実現するために、前述の3つの課題に対して、aimstarではそれぞれ3つの実現を支援します。
メール配信ツールの一元化
配信先により分かれているメール配信ツールを1つに統合し、シナリオ作成から効果検証まで一元管理することで、業務効率化と高速PDCAの実現を支援します。また、配信速度、到達率を改善することでより精度の高い配信を実現していきます。
アパレルのノウハウに基づく分析・運用支援
アパレルでの豊富な実績をもとに、新規シナリオの作成やクリエイティブの改善を通じたコンサルティングを実施し、イトキン様の成功にむけて伴走します。お客様の情報を統合し、ブランドごとの分析から、コーディネートごとのレコメンド施策までAll in Oneで実施できる基盤と、お客様の趣味趣向に応じた情報提供により、ファン化を支援します。
段階的なデータ拡張・配信チャネル拡大
ECのデータに限らず、ブランド・店舗といった会員規模の拡張に向けて、各種データを柔軟に取り込みます。
その上でメール配信に加えてアプリ/LINE等配信チャネルを拡大し、顧客とのエンゲージメントを高めていく仕組みを作っていきます。
aimstar導入の決め手
前述の課題解決に加えて、AIによる機械学習を活用したOne to Oneマーケティングの自動化といったツール自体の成長性と、きめ細やかなサポート体制を評価いただきました。配信チャネル拡大を実現する拡張性のある機能と、PDCAを回していけるプロフェッショナルサービスによる支援で、今後もイトキン様の成長をご支援します。
イトキン株式会社 WEBビジネス事業本部
執行役員 事業本部長
田中様の今後の展望
店舗とECをシームレスにつなぐことを目的に、オムニチャネル/OMOの推進を掲げ、ようやく店舗とデジタルで分断されていた会員情報や購買履歴の統合が完了し、お客様一人一人と向き合える環境が整いつつある中で、更なるCX向上を実現できるツールを模索しておりました。
また、アイデンティティーとして、モノづくりを大切にしている弊社ですが、品質やデザイン、着心地の良さといった価格以上の価値を感じていただくためにも、まずはご購入頂けないことには始まりませんが、会員登録後の購入率の低さにも課題を抱えておりました。
そのような中、様々なツールを比較検討させていただきましたが、弊社の課題解決のためには、aimstarの機能性や将来性はもちろんのこと、弊社に対して親身に寄り添っていただけたスプリーム様が最も適したツール&共に歩んでいけるパートナーであると判断いたしました。
しかしながら、ツールはあくまで手段であり、その導入を目的にしてはいけないと感じております。弊社のビジョンに「Styling the Next」という言葉があります。
『イトキンが、ファッションを通じて、人と社会の未来のためにできること。それは今日を、明日をより豊かにするために、一人ひとりのあなたと向かい合い、あらゆるものを新たに“スタイリング”していくこと。あなたの未来が、喜びに満ち溢れているように』
という決意と想いを乗せた言葉です。
お客様一人一人に情報とタイミングが最適化された丁寧なコミュニケーションを通じて「スタイリング」することで、ひいてはエンゲージメント向上、CX最大化に繋げ、弊社事業の更なる拡大と安定化を図っていきたいと考えております。
aimstarは顧客とのエンゲージメントを高め、LTVの向上を支援します!